尿路結石(腎結石、尿管結石、膀胱結石)について
尿路結石(腎結石、尿管結石、膀胱結石)
尿成分の一部が結晶化し石灰化・増大し、尿路にできたものを尿路結石と言います。主な成分はカルシウムで出来たものが多く認められます。腎臓内(腎盂腎杯)に認められるものを腎結石、尿管内に認められるものを尿管結石、膀胱内に認められるものを膀胱結石と言います。無症状から軽度の鈍痛の場合もありますが、急性症状としては腰部から背部にかけての疝痛、肉眼的血尿等が認められます。診断としては尿検査・腹部超音波検査・レントゲン検査等を行います。
5mm(-10mm)程度であれば自然排石が期待できるので、内服管理や飲水による保存的治療となります。排石困難例や大きな結石に関しては外科的治療も検討されます。上記症状などがある場合は一度ご相談下さい。